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【欅坂46】『黒い羊』歌詞の意味を徹底解説!歌詞の意味まとめ

こんばんは!管理人です!Twitterで予告した通り、今回は『黒い羊』の歌詞について徹底的に考察した記事を投稿します!

先日、テレビ朝日の「ミュージックステーション」で欅坂46の8枚目シングル『黒い羊』が初披露されましたね!今回はそれを受けて、「『黒い羊』特集」として欅坂46の8thシングル『黒い羊』について徹底的に考察していきたいと思います!第一弾は歌詞についてです!皆さんもぜひ思い思いのコメントをしてください!

 

目次

・楽曲について

・歌詞について

・歌詞のまとめ...

欅坂46公式サイト

 

・楽曲について

今回考察していく『黒い羊』ですが、音源の発表前からタイトルを見て内容を予想する声が多かったですね。一般的な”黒い羊”の意味としては下記のようなものがあるようです。

言葉として使用される「黒い羊」には、「のけ者・厄介者・見捨てられた者」という意味があります。良くない意味だらけですが、日本におけるビジネスシーン上では、イジメられている人を表すこともあるとされます。

Mayonezさんより引用

欅坂46は『サイレントマジョリティー』や『不協和音』といった楽曲に代表されるように、世間の同調感やないがしろにされている問題について”それはどうなのか”と問題提起していくような歌詞がその特徴であるので、今回の『黒い羊』もそのように”世間に対して問題提起する”ような楽曲なのではないかと当初は予想されていました。しかし、欅坂46メンバーたちは『黒い羊』で”救いたい”と言う人が多く、メンバーの齋藤冬優花さんは「この歌詞と同じ想いを抱いて苦しんでいたり、悩んでいたりする人に、曲を通して伝えたいことがあります。伝えなきゃいけない…。欅坂46が1人でも多くの人の心を救えますように…。」(齋藤冬優花公式ブログより引用)と自身のブログで明かしています。

以上のことから、『黒い羊』は”誰かの心を救うための歌”という解釈ができるでしょう。

 

・歌詞について

続いて、歌詞について各セクションに分けて考察していきます!まずは歌詞全文をどうぞ、公式にはまだ発表されておらず耳コピーなので誤表記があった場合は申し訳ないです。私個人の勝手な考察なので、皆さんの考え方との違いなどがったらそこも楽しんでいただきたいです!また、コメントなどで皆さんの意見もお聞きしたいです!

—黒い羊—

信号は青なのか それとも緑なのか どっちなんだ?
あやふやなものは はっきりさせたい

夕暮れ時の商店街の雑踏を
通り抜けるのが面倒で
踏切を渡って 遠回りして帰る

放課後の教室は苦手だ
その場にいるだけで分かり合えてるようで
話し合いにならないし
白けてしまった僕は無口になる
言いたいこと言い合って
解決しよう なんて楽天的すぎるよ

誰かがため息をついた
そうそれが本当の声だろう

黒い羊 そうだ僕だけがいなくなればいいんだ
そうすれば 止まってた針はまた動き出すんだろう?
全員が納得するそんな答えなんかあるものか!
反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ
みんなから説得される方が居心地悪くなる
目配せしてる仲間には僕は厄介者でしかない

真っ白な群れに悪目立ちしてる
自分だけが真っ黒な羊
って言ったって同じ色に染まりたくないんだ

薄暗い部屋の灯りをつけるタイミングって
一体いつなんだろう?
スマホには愛のない過去だけが残ってる
人間関係の答え合わせなんか僕にはできないし
そこにいなければよかったと後悔する

人生の大半は思う様にはいかない
納得できないことばかりだし
諦めろと諭されてたけど
それならやっぱ納得なんかしないまま
その度に何度も唾を吐いて噛みついちゃいけませんか?

No No No No
全部 僕のせいだ

黒い羊 そうだ僕だけがいなくなればいいんだ
そうすれば 止まってた針はまた動き出すんだろう?
全員が納得するそんな答えなんかあるものか!
反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ
みんなから説得される方が居心地悪くなる
目配せしてる仲間には僕は厄介者でしかない
わかってるよ

La La La…

白い羊なんて 僕は絶対なりたくないんだ
そうなった瞬間に僕は僕じゃなくなってしまうよ
まわりと違うそのことで誰かに迷惑かけたか?
髪の毛を染めろと言う大人は何が気に入らない?
反逆の象徴になるとでも思っているのか?
自分の色とは違うそれだけで厄介者か?

Oh 自らの真実を捨て
白い羊のふりをする者よ
黒い羊を見つけ指を差して笑うのか?
それなら僕はいつだって
それでも僕はいつだって
ここで悪目立ちしていよう

①「信号は青なのか それとも緑なのか どっちなんだ? あやふやなものは はっきりさせたい」

出だしの部分ですね、このように世間一般でははっきり決まり切っていないグレーな部分を白黒つけようとすると周囲から冷たい目で見られたり、面倒くさがられることって多いですよね。白か黒かつけようとすることで白い羊(マジョリティ)と黒い羊(マイノリティ)が生まれるということも歌詞的には意味しているのかなとも思いました!

②「夕暮れ時の商店街の雑踏を通り抜けるのが面倒で 踏切を渡って遠回りして帰る」

慣れあいたくない、群れていたくないという気持ちの表れでしょうか、”踏切”というのにも意味があると思いました。欅坂46の楽曲である『エキセントリック』のミュージックビデオでも、”あちら”と”こちら”という世界の境界線として登場した踏切ですが、今回も主人公である「僕」からすると”群れているこちら”から”自分の世界であるあちら”へ向かうための境界線として描かれているのではないでしょうか。

③「放課後の教室は苦手だ その場にいるだけで分かり合えているようで話し合いにならないし 白けてしまった僕は無口になる 言いたいこと言いあって解決しようなんて 楽天的すぎるよ」

一転してリズムにピッタリと合う歌詞が軽快なこの部分ですが、10代をターゲティングしている欅坂46的には「放課後の教室」と言っていますが、職場や周囲の環境などでも同じようなことが言えるでしょう。同調圧力に対する嫌悪感を、誰もが共感できる言葉でバッチリ言い換えています。群れあっている”みんな”の中にも嫌悪感を抱く”僕”と同じ感情を抱いている人がいるかもしれないですね。これが④に繋がります。

④「誰かがため息をついた そうそれが本当の声だろう」

③に引き続いた意味があるこの部分ですが、僕ではない「誰か」と言っているので、やはり”みんな”の中にも群れあうことに嫌悪感を抱く人がいたようです。③の部分とは打って変わってゆったりとしたリズムのこの部分は「♪そうそれが~」からハモリが加わります。「本当の声」=”抗う心”を一人ではなく複数名が持っていることまで表しているのではないでしょうか。(ここは拡大解釈かもしれません。)

⑤「黒い羊 そうだ僕だけがいなくなればいいんだ そうすれば止まってた針はまた動き出すんだろう 全員が納得する そんな答えなんかあるものか」

サビの前半部分です。またもリズム通りのユニゾンで歌う部分になります。ここで今までの欅坂46の曲と大きく異なることがあり、今までは歪んでいる世間に対し「変わってくれ」と投げかける歌詞となっていたのですが、『黒い羊』では世間が歪んでいると感じるのは”僕”だけだから、それなら”僕”は「みんなと違う存在として生きていこう」と自身に落とし込む、どこか諦めともとれるような歌詞になっている点です。ここに欅坂46の楽曲の主人公である”僕”の成長なのか、そういったものも感じます。

⑥「反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ みんなから説得されるほうが居心地悪くなる 目配せしてる仲間には 僕は厄介者でしかない」

サビの後半部分です。ここにきて初めて、辞書的な意味の”黒い羊”が「厄介者」として使われることになっています。同調圧力に屈せず、白黒はっきりつける性格の主人公の”僕”はやはり”白い羊たち”からは厄介者として扱われ、いずれはのけ者にされるのが現代の「いじめ」に当てはまるのではないでしょうか。全体的にこの『黒い羊』は抽象的な表現が多く、「誰にでも当てはまる」という汎用性が、共感を多く生むことができるような作りになっている気がします。

⑦「真っ白な群れに悪目立ちしてる 自分だけが真っ黒な羊 って言ったって同じ色に染まりたくないんだ」

二番冒頭部分です、この部分から平手さんのラップ口調になるのが特徴的ですね。「染まりたくない」という言葉の強さによって、「同調したくない、自分は自分でいたい」という意志の強さが強調されています。また、ただの白ではなく「真っ白」、ただの黒ではなく「真っ黒」と表現することで、”みんな”と”僕”との間にある壁が一層強くイメージされるようになっています。

⑧「薄暗い部屋の明かりをつけるタイミングっていったいいつなんだろう? スマホには愛のない過去だけが残ってる」

まずは言葉だけを素直に受け取ってみます。「薄暗い部屋の明かりをつけるタイミング」は家庭によっても、人によっても違いますよね。①の信号の話と似通う意味で使われているのかもしれません。「スマホには愛のない過去」…”愛のない過去”、、、辛辣に聞こえますねぇ~(笑)イベントや行事などで撮った、そこまで仲良くもない人と撮ったような写真などの事でしょうか。欅坂46の楽曲はメッセージ性が強く、時に”暗い”などと形容されることもありますが、「愛」というテーマについても着眼しているような気がします。「愛の”ある”過去」とは何を指しているのでしょうか?

⑨「人間関係の答え合わせなんか僕にはできないし そこにいなければよかったと後悔する」

”人間関係の答え”とは、誰とどう付き合っていくのかということでしょうか、私は「他人と自分との関係の中で、自分は同調するべきか、自分の意見を貫くべきか」という問いへの正解だと考えます。どうするべきか、同調を選ぼうなんて考えを少しでも持った自分にすら嫌気がさす。だからそんな風になるくらいならそもそもその場にいなければよかったと後悔するような情景が描かれています。

⑩「人生の大半は思うようにはいかない 納得いかないことばかりだし諦めろと諭されてたけど それならやっぱ納得なんかしないままその度に何度も唾を吐いて噛みついちゃいけませんか?」

「人生の中で思うようにいかなかった」こと、”僕”にとっては多数決などでしょうか。自分の意見が少数派ならば、意見が通らないのが今の世界のようですね。その度に説得されることも嫌い、反逆心を持ち、同調しようとしない姿が伺えます。

⑪「No No No No 全部僕のせいだ」

ここにはかなり胸を締め付けられた人が多いのではないでしょうか。「No No No No」では平手さん以外のメンバーが声を合わせ、「全部僕のせいだ」は平手さんがソロで語るように歌っています。この「No」に関しては特に様々な解釈があると思いますが、私は4つの意味の「No」を考えてみました。1.”僕”が”みんな”に対して送ってきた「No」2.”みんな”が”僕”に突き付けてきた「No」3.”僕”の自分自身に対する自己否定の「No」4.”みんな”から自己否定する”僕”への「No」の4つです。1つ目は「一緒になりたくない」と”僕”がこれまでに”みんな”に対して送ってきた「No」が回顧され、2つ目ではそんな”僕”に対して”みんな”からも送られた、”僕”をのけ者にするという意味の「No」、ここまでで”僕”と”みんな”の間には完全な壁が出来上がります。そして3つ目ではのけ者扱いされた”僕”が、こうなったのは自分に原因があると考え、過去の自分を悔やむように噛みしめる「No」。そして最後は過去を反省している”僕”に対して、のけ者扱いしたのは私たちの方だ、あなたは悪くないと”僕”に”みんな”が送っている「No」。この流れで一部の”白い羊”と”黒い羊”が分かり合うことが出来るようになったのではないかと考えます。(根拠は第2弾・MV考察にて)

⑫「黒い羊 そうだ僕だけがいなくなればいいんだ そうすれば止まってた針はまた動き出すんだろう? 全員が納得するそんな答えなんかあるものか 反対が僕だけならいっそ無視すればいいんだ みんなから説得される方が居心地悪くなる 目配せしてる仲間には 僕は厄介者でしかない わかってるよ」

二番のサビです。一番とほぼ一緒ですが、歌詞が少し異なる点は、Cメロに向けてのブリッジとなる「わかってるよ」だけですね。⑩の「No」の連呼のように、自身に問いかけるような歌詞で構成される『黒い羊』ですが、この部分で再度自分に問いかけたことにより、「わかってるよ」という一言の中に”黒い羊”でいることへの辛さ、”白い羊”になってしまおうかと考えるかのような「弱り」が感じられます。

⑬「白い羊 なんて僕は絶対なりたくないんだ そうなった瞬間に僕は僕じゃなくなってしまうよ 周りと違う そのことで誰かに迷惑かけたか?」

前部分までの「弱り」を払拭するかのように、決意表明のように、自分自身の心に強く刻み込むように歌われている「白い羊なんて僕は絶対なりたくない」という言葉がとても印象深いです。自分のアイデンティティをどこに持つのか、葛藤し、悩み、彷徨う現代人の誰しもが一度は抱いたであろう感情を、「白い羊にはなりたくない」と強く否定することで見つけ出そうとしています。また、「周りと違うそのことで誰かに迷惑かけたか?」と”黒い羊”である自分自身を肯定していこうとしています。このことは”黒い羊”でいることへの恐怖心・不安感を拭おうと無理をしているようにも見え、それでも信じた道を突き進もうとする未熟な力強さが見受けられます。

⑭「髪の毛を染めろと言う大人は何が気に入らない? 反逆の象徴になるとでも思っているのか? 自分の色とは違うそれだけで厄介者か?」

ようやく出ました!欅坂46によくある「世間がおかしいんじゃないか」と提唱するタイプの歌詞ですね。しかし今回の歌詞の場合『サイレントマジョリティー』のように「大人たちに支配されるな」などという意味ではないようです。この「髪の毛」ですが、”染める”というのは「自分自身のこと」も掛かっているではないかと考えました。2番のAメロなどで繰り広げられてきた、「同調しなさい➡嫌だ」の構図がここでも繰り広げられています。「それだけで厄介者か?」と語りかける歌詞は、”僕”自身は”黒い羊になること”に対してあまりいい印象を持っていないニュアンスのようにも思えます。

⑮「Oh 自らの真実を捨て白い羊のふりをする者よ 黒い羊を見つけ指を差して笑うのか? それなら僕はいつだって それでも僕はいつだって ここで悪目立ちしていよう」

ラストの歌詞です、ここには少なくとも2つのメッセージが込められていると思います。まず一つ目は、”僕”が”黒い羊”として生きていくという決意の意味です。これは歌詞を見ればすぐにわかるかもしれません。自分自身を「悪目立ち」と否定的な表現で歌っていることも注目ですね。そしてもう一つは、”白い羊たち”に向けて”僕”が「本当にそれでいいのか?」と問いかけるようなメッセージにも取れます。「黒い羊を見つけ」るということは、自分が非難されないように黒い羊を”見つけ出す”というどこか現代人のいじめなどの「のけ者を作る思考」と似通うところがあります。”黒い羊になる”ということはその他の人々が「私と違う」と思い始めるところから始まります。なので黒い羊とは、「自らの意志でなるもの」ではなく「周囲によってさせられるもの」という捉え方ができるかもしれません。最後の最後にそういったメッセージを持ってきたのではないでしょうか。

 

・歌詞をまとめると…

『黒い羊』の歌詞は、「今までの楽曲から”僕”が成長を遂げる歌詞」であり、「孤独を感じる人の心に寄り添う歌詞」であると思います。個性を持ちすぎるとかえって集団から腫れもの扱いされる場面はイメージがつくかと思います、『黒い羊』の歌詞では、そんな腫れもの扱いされた人に対して「うんうん、そうだよね。」と寄り添い、かつ力強い言葉で励ますようになっています。

ただここで、上記の私の歌詞考察ですと2通りの”黒い羊”があると思うのです。「自ら進んでなった”黒い羊”」と「なりたくなかったが周囲にそうさせられた”黒い羊”」です。どちらにせよ歌詞の中では「黒い羊として生きていこう」と決意が伺えるので結論には変わりないのですが、私としては初めは後者であったが、「黒い羊として生きていこう」と決意するタイミングで前者になったと考えます。

欅坂46がターゲットとする10代の葛藤をメインで書いている歌詞ですが、どの年代の人でも感じる・共感できるような歌詞になっており、多くの人がこの歌に胸を締め付けられる思いを抱かされるのではないでしょうか。

 

『黒い羊』特集第2弾の次回はミュージックビデオについて考察していきたいと思います!次回の投稿もお楽しみに!

今回の記事に対する皆さんのコメントや、『黒い羊』歌詞についての自由意見などもどしどし下記コメントフォームでお待ちしています!!

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